院長紹介

院長プロフィール

院長 竹﨑 博嗣
出身校 九州大学歯学部出身
専門 有病者歯科・高齢者歯科

所属団体

  • 歯科補綴学会
  • インプラント学会
  • 有病者歯科医療学会

経歴

昭和62年3月 九州大学歯学部卒業
昭和62年4月 九州大学歯学部 歯科補綴学第二講座入局
平成6年7月 九州大学歯学部付属病院 特殊歯科総合治療部 外来医長
平成16年10月 九州大学病院 全身管理歯科 外来医長
平成20年11月 退職
平成20年12月 たけさき歯科医院開業

ドクターズインタビュー

たけさき歯科医院を開業するに至った経緯を教えてください。

たけさき歯科医院を開業するに至った経緯を教えてください。

1987年に九州大学歯学部を卒業した後、同大学の歯科補綴学第二講座(現在の口腔機能修復学インプラント・義歯補綴学分野)に入局しました。

その間、約7年間にわたって臨床経験を積みながら、入れ歯やブリッジ、クラウンなどの歯科技工物の製作技術を磨く機会を得ました。
何度も繰り返し実習を重ねながらも、苦労を乗り越えることで、技術を身につけることができました。

これは、後になって見れば、私の歯科医師としての幅を広げる重要な礎となりました。

その後、特殊歯科総合治療部や全身管理歯科の外来医長として勤務する中で、病気を患っている患者さんに対する歯科治療の専門性を深めていきました。
この経験は、患者さんのために最善の治療を提供する姿勢を育む上で大変貴重でした。

そして、入局から約20年が経った時点で、これまで培ってきた技術や経験を、もっと地域の方々に身近な場所で役立てたいという思いが芽生えました。
地域に根ざした診療の提供や、わかりやすい説明、患者との共感を大切にすることで、健康な笑顔のサポートを行いたいと考えたのです。
この思いが私の中で育ち、たけさき歯科医院を開業を決意するに至りました。

有病者の歯科治療を得意とされていると伺いましたが、
その背後にはどのような思いがあるのでしょうか?

そうですね、"得意"とまでは言えませんが、その分野に力を注ぎ、日々頑張っています。

九州大学病院での経験を活かし、高血圧症や糖尿病、心疾患、がんなど、さまざまな病気を抱える方々の歯の悩みに対応することに専念しています。

全身疾患を抱える方々の治療においては、それぞれの病気の特性や症状、緊急時の対処法などを考慮しながら進める必要があります。
患者さんが服用している薬の種類や治療過程を理解し、主治医との連携を密に図ることが不可欠です。

例えば、特定の病気の治療に用いる薬の影響を歯科治療に適切に組み込むために、主治医とのコミュニケーションが欠かせません。
体の状態に合わせて、血中酸素濃度や脈拍の計測器を使用しながら治療を行う場面もあります。
もちろん、万が一の場合に備えてAED(自動体外式除細動器)なども準備しています。

また、近隣の博愛会病院や九州中央病院との連携を取ることで、総合的な医療体制を提供しています。
高齢者の歯科治療においても、加齢に伴う様々な変化に対応するため、治療だけでなく口腔ケアの面からもアプローチしています。

顔や舌の筋肉を動かす体操や唾液腺のマッサージなどを取り入れ、口の中を健康な状態に保つためのサポートを行っています。
私たちの目標は、患者さん一人ひとりが健やかな口腔状態を保ち、豊かな日常生活を送ることです。
これに向けて、専門知識や連携を活かしながら、患者さんと共に歩むことを大切にしています。

問診を大切にしていると伺いましたが、どのようなことに注意を払っていますか?

今後の展望を教えてください。

問診を行う際、私たちが特に注意を払っていることは、患者さんの病状を総合的に把握することです。

当クリニックには、近隣の地域の方々、特に60代以上の高齢者の方々が大多数を占めるため、慎重な対応が求められます。

まず、病名はもちろんのこと、服用している薬の種類や量、病気の状態、手術歴、既往歴など、とにかく多面的に情報を集めるよう心掛けています。
それぞれの患者さんの情報を正確に把握することで、今後の治療計画がより明確になり、治療の質も向上すると考えています。

また、心臓病やがんなどの患者さんも担当しているため、緊急な事態に陥らないよう適切な準備と診療が必要です。
これまでの経験からも、状況を的確に把握し、迅速に対応するためには、最初の問診で詳細な情報を得ることが非常に重要であると感じています。
万が一、発作などが起きた場合でも、近くの病院と連携し、すぐに対応できる体制を整えています。

これらのことからもお分かりいただけるように、最初の問診は治療の方向を決める上で欠かせないステップです。
私たちは、患者さんの安全と健康を第一に考え、最善の医療を提供できるよう、問診時には細心の注意を払っております。

歯科医師としてやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?

歯科医師としてやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?

歯科医師としてやりがいを感じる瞬間は、患者さんが食べることの楽しみを取り戻した時ですね。
多くの患者さんが「思うように噛めない」「食事を楽しみたい」と切実に訴えてくることがあります。

そんな方々に対して、一人一人の口の中の状態をしっかり見極め、治療を施すことで、彼らがご飯をおいしく食べることができるようになった瞬間、それが本当に喜びで満ち足りる瞬間なんです。

入れ歯を作るにしても、千差万別で、一つとして同じものはありません。
それを調整して、患者さんが満足していただけるようにする過程は、自己満足かもしれませんが、やりがいのある仕事だと感じています。
患者さんが食べることの日常を取り戻し、それによって笑顔が増えることを支えることができるのは、私にとって最も価値のある仕事の部分だと思っています。
それが私たちの治療の目的であり、その成果を目の当たりにした時、その感動は何にも代えがたいものがあるんです。

今後の展望を教えてください。

当クリニックの今後の展望についてですが、やはり一つ一つの信頼に応える診療を提供し続けることが、何よりも大切だと考えています。

開業以来、ホームページでの告知効果やクチコミなどで、患者さんが年々増えている中、遠方から来院する方も珍しくなくなりました。
当院の特色である、有病者や高齢者に特化した歯科治療が評価されていることを非常に感謝しております。
そうした方々の信頼に応えるために、今後も治療技術の向上やサービスの拡充に努める所存です。

これからも患者さんの心の声に耳を傾け、細やかな配慮と専門的な治療を提供することで、多くの方に安心して通っていただけるクリニックを目指します。

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